定期総会・特別講演・一般研究発表

  • 法政大学地理学会2024年度総会: 一般研究発表の発表申込

    2024年5月12日(土)に,法政大学市ヶ谷校舎にて総会が開催されるのに合わせて,一般研究発表を行います。

    つきましては,一般研究発表の発表者を募集しますので,奮ってご参加ください。

    発表を希望される方は,以下の参加フォームより受付ください。

    なお,発表レジュメの提出方法は追ってご連絡差し上げます。

    また,詳細は2023年度学会ニュース4号をご参照ください。

第1回例会(日帰り巡検)

  • 2024年度 第1回例会(日帰り巡検,日本大学地理学会との共催)のお知らせ

    ◆第1回例会(日帰り巡検,日本大学地理学会との共催)
    テーマ:近代日本の発展とその素地を東京首部の巡検から読み解く

    案内者:八木浩司(山形大学名誉教授,本学兼任講師)

    実施日:2024年6月2日(日) ※雨天決行

    時 間:13:00~17:00

    集 合:12:50 JR東京駅丸の内北口ホール

    解 散:赤坂溜池付近または麹町付近

    内 容:

    東京駅前丸の内から大手町にかけての江戸期の土地利用から近代日本の発展過程におけるビル群の成り立ち,旧江戸城を取り巻く施設の歴史的・政治的意味,現在の緑地の分布の成り立ちを地理的に読み解く。また,東京首部にみられる坂道は10数万年から数万年のスケールで起こる気候変動・海水準変動と地域の地殻変動という自然現象によって成り立ってきたものである。このような自然現象が身近な場所でゆっくり起こってきたことを巡検を通して体感する。具体的には,歩道の広いところや公園的空間を選び,東京駅から徒歩で東御苑,北の丸,千鳥ヶ淵,日本水準原点,日枝神社,溜池山王,麹町で移動して解散というコースを想定している。

    募集人数:20名程度(先着順)

    参加費用:なし

    申込方法:申込フォームへの記入による

    申込期限:2024年5月20日(月)

    備考・注意事項:

     ・昼食は済ませた上で参加してください。

     ・歩きやすい服装・靴でご参加ください。

      なお,雨天決行ですので,状況によっては雨具の準備をお願いします。

     ・コース途上で完歩を断念されることも自由とします。

      その場合は,運営者に一言声を掛けてください。

     ・解散後の意見交換会の会費は未定ですが,5,000円前後を見込んでください。

      意見交換会の参加者に詳細を追って連絡します。

      なお,意見交換会は溜池山王あるいは麹町で開催予定です。

     ・募集人数になり次第,申込期限前に申込を打ち切る場合があります。

第2回例会(シンポジウム)

  • 2024年度第2回例会(シンポジウム)についてのお知らせ

    法政大学地理学会 会員の皆さん

    2024年10月27日(日)に,皆さんが会員である法政大学地理学会の食に関するシンポジウムが開催されます。

    食を色々観点から考えるシンポジウムです。事前登録の必要はありませんので,奮ってご参加ください。

    ●テーマ:地理学から食を考える

    ●日 程:2024年10月27日(日)

    ●方 式:対面形式

    ●会 場:法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー13階・BT1300室

    ●時 間:13:00~17:00

    ●パネラー

     川久保 篤志(東洋大学教授)

     湯澤 規子(人間環境学部教授)

     佐々木 達(文学部准教授)

     佐藤 秀夫(地理学専攻博士後期課程)

    ●趣旨説明

    今年度の第2回例会(シンポジウム)は「地理学から食を考える」をテーマに実施します。

    日本人が食料を満足に確保できるようになった歴史は浅く,全国民が腹いっぱい食べることができるようになったのは1970年代に入ってからのことです。

    しかし現在,日本の食料事情は飽食時代と言われつつも,農産物の大量輸入,安全性,米の過剰・不足問題,食生活の変化といった現代的課題をいくつも抱えています。

    そこで,地理学から食あるいは食料問題を考える際にどのようなアプローチや方法があるのか,また日本農業と食料供給の関係性についてそれぞれの専門の立場からご報告いただき,食にかかわる地理学の有効性や食料問題の地理学について議論を交わしてみたいと企画しました。

    川久保篤志(東洋大)先生には,コロナ禍の食料需給の変化と食関連産業がどのような対応を図ってきたのかについてご報告いただく予定です。

    湯澤規子(人間環境学部)先生には,食べるという行為から見えてくる食文化や食のあり方,産業や社会とのかかわりについてご報告いただく予定です。

    佐々木達(文学部)先生には,昨今の米の過剰不足問題について過去の経験からの教訓についてご報告いただく予定です。

    佐藤秀夫(法政大・院)さんには,近年の国産ワインの成長を受け,どのようにして国産ワインの原料が確保されているのかについてご報告いただく予定です。

    「食」という問題は,多くの学問領域に跨っているため,今回はあえて何らかの基準やテーマを設けることはせず,各発表の中から地理学の裾野の広さを再確認できればと思っています。

    また,それぞれのご報告後のパネルディスカッションでは,参加者全員で討論したいと思いますので,奮ってご参加ください。

    小原(法政大学地理学会・集会委員長)