法政大学地理学会研究奨励賞
実施要項
標記の奨励金は、本会学生会員、および大学院生の研究を奨励する一環として位置付け、本会『特別会計』の経緯に則り、その一部をこの原資に充てる。なお、本奨励金授与に関する実施要項は以下のとおりである。
- 本奨励金は、本学に在籍する本会学生会員(通学部生,通信教育部生)、および大学院生から、本会の機関誌「法政地理」に投稿・掲載された論文を対象に審査をして授与する
- 授与対象とする論文には、本学在籍中に投稿された論文に加え、学位論文(学士論文、修士論文)をベースとした論文も含む。ただし、学位論文をベースにした場合には、本学へ学位論文を提出した翌年度までの本会機関誌「法政地理」に投稿・掲載された論文を対象とする
- 学生会員、ないし大学院生から成る共同執筆の論文も授与対象として認める。ただし、その場合、筆頭執筆者を本奨励金の授与対象者とする
- 本会の機関誌「法政地理」に投稿・掲載された論文を授与の審査対象とし、「地理学研究奨励金授与選考委員会」がその選考の任に当たる
- 本奨励金の授与額は一遍15万円を上限とし、上記4の選考委員会が論文内容をもとに審査して授与額を決定する
- 本奨励金の授与は、毎年度の本会総会時に上記4の選考委員会の長が授与者に行う
- 本奨励金の授与は、2018年度から実施する
法政大学地理学会論文賞
実施要項
標記の論文賞は「法政大学地理学会 学会賞」の新たな在り方として設けられたものである。本論文賞に関する実施要領は以下の通りである。なお、設置経緯と選考規定の詳細については以下のリンクよりご確認いただけます。
- 法政大学地理学会は、本学会に属する会員による優れた論文を表彰するために、法政大学地理学会論文賞を設ける
- 受賞対象者は本学会会員に限る
- 選考委員長は法政大学地理学会副会長とし、委員会定数は5名以内とする
- 選考委員長は当該年度の総会後すみやかに選考委員を選出(内1名を副委員長)し、会長に報告する
- 法政大学地理学会の常任委員は選考委員を兼任できる
- 過去2年の「法政地理」に掲載された論説を候補論文とする
- 選考委員会は候補論文を①独創性、②学術上の寄与、③論文の完成度の観点から評価し、受賞論文を決定する
- 受賞論文数に制限はない
- 選考委員が候補論文の第一著者または共著者の場合、当該選考委員は当該論文の評価は行わない
- 選考委員会は、候補論文の中から論文賞と受賞対象者を選考し、評議員会に報告する
- 受賞者は評議員会において決定される
- 会長は総会において受賞者に対して賞状を贈呈し、これを表彰する
「地理学研究奨励金」の応募について
「法政地理」最新号に掲載されている論文の執筆者に、審査により「地理学研究奨励金」を授与します。
毎年6月末までに申し込みを締め切ります。
その後審査して9月末までに授与者を決定して、常任委員会へ報告し、次年度総会で授与する予定です。
授与者には、研究奨励金(図書券)及び賞状を授与します。
執筆者が氏名、連絡先、卒業・修了年度などを明記し、応募論文をPDF化し添付の上、下記担当に6月末日までに応募してください。ただし教員との共著論文は応募の対象になりません。
担当:大塚一雄(法政大学地理学会副会長,地理学研究奨励金授与選考委員会委員長)
問合せ先:kotsuka415■gmail.com
※迷惑メール対策のため、お手数をお掛けいたしますが、アドレスは■の部分を@に置き換えてお使いください。
受賞者一覧
法政大学地理学会研究奨励賞
- 2023年度
- 吉原圭佑「グローバルアライアンスと国際航空路線網の変遷」
- 石川恵「1980年代を知る人々からみた神田学生街の変容」
- 2022年度
- 海邊健二「森林資源のエネルギー利用の特徴 ―山形県におけるバイオマス発電を事例として―」
- 2019年度
- 朱 暁蕾「縄本島における米軍基地跡地開発の検証 ―北谷町の美浜アメリカンビレッジ地区を例として―」
- 齋藤 圭「央アジア・イシク湖及びその流域の水質に関する地理学的研究」
- 矢巻 剛「長崎県島嶼における水環境の特性と形成要因 ―対馬・壱岐・平戸を中心に―」